産後は栄養バランスと食べ物に気をつけよう

産後は栄養バランスと食べ物に気をつけよう


産後の食事は産後太りの予防や、美味しい母乳を作るために非常に重要です。産後は不規則な生活や簡単な食事になってしまうことも多いのですが、ぜひ栄養バランスに気を配るようにしましょう。ここでは、産後の食事について考えてみたいと思います。

産後の栄養バランスの取り方

産後は赤ちゃんのお世話に忙しいため、ママは立ったまま食事を摂ったり、簡単な残り物などで済ませたりということも珍しくありません。夜泣きをする赤ちゃんの場合、ママは睡眠不足になりやすいので「食事より寝ていたい」なんてこともあるかもしれません。しかし、健康的で栄養バランスの良い食事はママの体にも赤ちゃんのためにも大変重要です。

産後の体は、妊娠前の状態に戻るために多くの栄養を必要とします。
分娩時や産後の「悪露(おろ)」で失われた血液を補うためや、母乳を作るためにも多くの栄養が消費されます。
それなのに簡単な食事しか摂らないでいると、体が必要とする栄養が足りなくなってくる恐れがあります。結果、貧血になったり、母乳が栄養不足になり赤ちゃんの発育が悪くなる可能性もあるのです。

赤ちゃんのためにも自分の体のためにも、ぜひ栄養たっぷりの食事を摂るようにしましょう。産後の栄養バランスを整えるためには、複数のおかずを食べることができる和食をメインにすると良いでしょう。自分で作るのは大変なので、家族に差し入れてもらったり、宅配食を利用したりするという方法もおすすめです。あらかじめ大量に作り置きして、数日間に分けて食べるという方法もあります。

産後の食べ物でNGなものとは?

産後の食事では、あまり摂らない方が良い食べ物もあります。それは、脂っこいものや糖分の多いものです。揚げ物や洋菓子などは、油脂分が多く乳腺が詰まる原因になります。
糖分が多い食べ物も同様です。乳腺が詰まると乳腺炎を起こすことがあり、高熱や膿が出たり、母乳の出が悪くなる可能性もあります。
アルコールやカフェインも産後すぐはあまり摂らないようにしましょう。アルコールは母乳を通じて赤ちゃんの発育に悪影響を与える恐れがあり、カフェインは大量に摂取すると赤ちゃんを興奮状態にする恐れがあります。
赤ちゃんの寝つきが悪くなることもあるので、コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。意外なところではもち米も避けたほうが良い食べ物です。カロリーが高いうえに粘度が高く、乳腺詰まりの原因になることがあるからです。

参照サイト

産後1年を過ぎても生理が再開せず、とても不安です – Ameba News [アメーバニュース]
それは逆効果!「産後ダイエットで太ってしまう人」の失敗ダイエット法|ウーマンエキサイト